実業家や会社経営者などのお金持ちの人を見ていると、長財布と小銭入れを分けて使っている人が多いように思います。その訳にはちゃんとした理由があったのです。
この記事ではお金持ちが長財布(お札入れ)と小銭入れを使い分ける理由を5に分けて紹介したいと思います。
スーツシルエットを乱さない為
スーツスタイルの場合財布は鞄の中かもしくはスーツの内ポケットに忍ばしておくことがスマートですよね。
でも小銭入れ付きの長財布の場合、小銭が貯まってくると財布自体がもっこりとしてきます。
そしてその状態のまま内ポケットに入れてしまうと財布の重みでスーツが膨らんで見えたり重みでスーツシルエットが乱れてしまうというデメリットがあります。
その点、お札入れ(小銭入れなしの長財布)は軽くて薄いので内ポケットに忍ばせてもシルエットを崩すことなく使うことができるのです。
単純におしゃれ
小銭入れ付きの長財布を使っている人なら経験があるかと思いますが、知らない間に小銭が溜まって財布がぱんぱんになっている時ってありますよね。
小銭で財布がもっこりしている状態って、単純にシルエットがダサいですよね。
私服の時でもそうですが、スーツスタイルだと内側のポケットに入れてもズボンの後ろポケットに入れてもそのダサさが凄く際立ちます。
しかしその点、財布とコインケースを使い分ける人は整理整頓されていてスマートに見えるという特徴があります。
小銭やカードを出すときに便利
またちょっとしたコンビニや自動販売機での買い物の時で小銭入れは軽くて小さいのでポケットに忍ばせることができるので、手軽に小銭やキャッシュカードを出し入れすることが出来ます。
ドライブスルー時の車内やコンビニなどの後ろが待っている人がいる時に小銭入れでスマートに会計を済ましている人を見るとカッコイイなと思いますよね。
最近はedyやiDなどのキャッシュレス決済が主流なので、むしろ電子決済カードを入れた小銭入れの使用がメインの人が増えてきている印象です。
小銭入れとお札を分けて使う人は財布は鞄に入れておいて、コインケース(小銭入れ)はポケットに入れておくスタイルの人が多いようですね。
財布が長持ちする
小銭入れ付きのよくある通常の長財布のタイプだと頻繁に財布を使うのでその分消耗も激しくなってダメになるスピードも速いです。
小銭を入れないタイプの財布だとお札とカードくらいしか入れるものはないので、小銭で財布が汚れることもないです。
しかも、財布のシルエットも綺麗なまま保たれるのでその分財布の寿命が長くなります。
逆に言えば小銭入れは頻繁に使うので安物だとすぐにダメになってしまいます。
お札を大事にしたい気持ちの表れ
一般的に見てエグゼクティブ(役員クラス)の人や収入が高くなる程、お札と小銭を使い分ける傾向があると言われています。
収入や役職が上がるにつれ、二つ折り財布 ⇒ 長財布(小銭入れ付き) ⇒ お札入れ(小銭入れなし)と小銭入れの二つ持ち、という流れをたどる人が多いらしいです。
この背景には『大事なお金を折りたくない』、『大切なお金を入れる財布も綺麗に整理整頓しておきたい』という思いが反映されているからなのでしょう。
また、財布についての考え方も年を重ねるにつれてブランド志向から本物志向へと変わっていく人が多いです。
確かにただ認知度と金額が高いだけのハイブランド重視の考え方から、使い込むにつれて自分色に染まっていく革の経年変化を楽しむ本物志向へと変わっていくのは当然だと思います。
持っているモノが変わればその人も変わると言います。
自分へのご褒美やプレゼントで財布や小銭入れを購入しようと考えている方は是非とも本革製の小銭入れと財布の併用を検討してみてはいかがでしょうか。